前回ご紹介した、A Coffee Roaster by li-bra-ryでお茶をした後、そこからタラートノイ地区が近いということでサクッと見に行ってみることにしました。
タラートノイは町工場がある古くから中華系タイ人が住んでいる地区ですが、街のあちこちにウォールアートが描かれており、最近は街歩きスポットとしてとても人気がある場所です。
行ってみたらノスタルジックな魅力があってワクワクするようなとても素敵な場所でした!
タラートノイへの行き方(電車)
電車を使ってタラートノイへ行くには以下の方法がオススメです。
②MRTワットマンコン駅から歩いて行く(約13分)
ワットマンコン駅は近くにバンコクの中華街・ヤワラートもあるので、タラートノイついでにヤワラートで観光や食事をするのもオススメです。
ポルトガル大使館からスタート
電車で直接タラートノイへ行く方法は前述の通りですが、今回私はチャオプラヤー川沿いにあるWarehouse30からタラートノイへ向かった為、Warehouse30の裏にあるポルトガル大使館からスタートしました。
ポルトガル大使館から出発し最後はフアランポーン駅へ戻ってくる、というルートでご紹介していきたいと思います。
大使館があるのはこの場所。
隣にはチャオプラヤー川を見下ろす老舗ホテル・ロイヤルオーキッドシェラトンもあり、このあたりは全体的に閑静な通りとなっています。
ポルトガル大使館の壁には早速1つ目のウォールアートが!
こちらはポルトガル人のアーティストの作品だそうです。
絵のように見えますが壁にペイントされたものではなく、壁をさまざまな深さで削って濃淡を出すという方法で描かれたもの!近くで見るとその細やかな技術に圧倒されます。
ポルトガル大使館からロイヤルオーキッドシェラトンを通り過ぎると、川沿いの教会ホーリーロザリー教会(Holy Rosary Church)が見えてきます。
西洋風の教会のすぐ側にはローカルな屋台街が広がっています。
西洋と東南アジアの雰囲気が共存していて、不思議な魅力がある場所です。
そのまま屋台街の中をまっすぐ進んでいくとこれまた不思議なオブジェがありました。
空に昇っていく竜のようなアート作品です。近くでよく見ると、スプーンや鍋などの調理器具で作られていました。
タラートノイ地区のウォールアート
竜のオブジェを通り過ぎ、そのまままっすぐ進んでいくとだんだんと町工場や中華風の家が現れてきます。
このあたりは雰囲気があって撮影が楽しいエリアです。
この通りを入っていくと、部品がうず高く積まれた工場が集まっているエリアが!
一見廃品のようにも見えますが、作業している従業員の方がいたから多分違うのかな…?
また、このあたりからはウォールアートがたくさん登場してきます。
こちらは壁と電信柱にまたがって描かれたもの。遠めから見るとちょっと立体感があって面白いです。
こんなにカラフルで巨大なウォールアートも。
トンネルのような通りにさまざまなウォールアートが描かれていました。
このあたりはフォトスポットになっているようで写真を撮り合う若い女の子たちがたくさんいました。
こちらの絵は中華っぽい雰囲気。
シンハーのロゴ、写真かと思いました(笑)絵うまいなあ。
上の写真は個人的に今回の探索で最も心を掴まれた景色!
このノスタルジックな雰囲気がたまりませんでした。奥にはどんな景色が広がっているのかな、と想像するとワクワクしてきます。
実際にお店や居宅として機能している建物も多く、生活感があるのもまたいいです。
カラフルでポップなアート。LENさんという方のお家なのかな?表札代わりみたいで可愛いです。
コンクリートでできた小さなベンチにもイラストが描かれていました。
アートに囲まれてのんびり昼寝する猫ちゃんが癒し。
まとめ
ものすごいスピードで発展していく都会のバンコクですが、こういった異国情緒あふれる風景もまだまだ残っているんですね。バンコクの知らない一面に触れられた気がします!
今回はちょこっと散歩してみただけだったので、ここで紹介しているアートはおそらくほんの一部です。
調べたところによると、ここに載せたもの以外にもまだまだたくさんのウォールアートがあるようなのでぜひ実際に目で見て探索してみてください。
今度はカメラを持ってゆっくり散歩してみたいなあ。
ウォールアートがあるエリアからほど近い場所にある70歳のおばあちゃんバリスタがいるカフェ、Mother Roasterにも行ってきました。
のんびりできる癒しの空間で超オススメのカフェですのでぜひ行ってみてください。
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